ベルギーはグルメ大国とも言われており、美味しい料理が沢山あります。
特に、レストランなんかではムール貝の白ワイン蒸し、カルボナードと呼ばれる牛肉のビール煮込み、ワーテルゾーイと呼ばれる鶏肉をクリームソースで煮たシチューなど美味しい料理が盛りだくさん。
ですが今回はレストランで食べる有名料理というよりは、小腹が減った時にベルギーで気軽に食べられるローカルグルメ5選を紹介したいと思います。
SMOS(スモス)
一番最初に紹介したいのが、まさかのサンドイッチ。
その名もSMOS(スモス)。
スモスとは、サラダ(レタス、トマト、きゅうり、人参、茹で卵)のことで、それらが入っているバケットサンドのようなもの↓
これはベルギー料理じゃないでしょ、、と突っ込みたくなる気持ちはわかります。はい。
ですが、私がベルギーにきて一番びっくりしたものだったので紹介せずにはいられません←
何がびっくりって、味が予想以上においしかったから(単純)。
シンプルイズベスト!とはまさにこのことで、味付けマヨネーズだけなのになんでこんなに美味しんだろうと思ってしまいました。
それで値段が安くて3.5ユーロから〜。
安すぎませんか?っていう。
大きさも30cmぐらいでボリュームもありそうですが、パンが全然固くなく軽い!
意外とぺろりと食べられてしまうおいしさでベルギー人のランチの定番となっています。
基本的にスモスサンドはサラダとゆで卵ベースのみのサンドイッチとなり、このスモスをベースにチーズ、ハム、チキン、ツナなどをトッピングしていきます。
メニュー名はSmos kaas(野菜+チーズ)、Smos ham(野菜+ハム)、Smos kip(野菜+チキン)などなど。
トッピングや量なども自由に決められてサブウェイに近い感じですね。
(ただし私は細かい注文ができないのでお任せしているw)
キップカレーサラダ
パンつながりで、紹介したいキップカレー。
これもベルギーに来てから初めてお目にかかったもの。
スーパーのスプレッドコーナーにどこにでも売っています。
(パンに塗るおかず系ベーストの種類がかなり多いこと!!)
キップ(Kip)とはオランダ語で鶏肉のこと。
キップカレーサラダは鶏肉を細かくほぐしたしたものに、クリーミーなカレーソースが混ざっているスプレッドのようなものです。
それをパンの上に乗せたりバケッドに入れたりして食べます。
味もクリーミーで辛くなく、子供たちも大好きなキップカレー。
我が家のサンドイッチの定番のメニューとなっています。
ベルジャンフリット(Frites)
ベルギー有名な食べ物といえばフリットですよね。
そんなベルギーにはどんな小さい街にでもFrituurと呼ばれるフリット屋さんが点在しております。
週末の夕方になると、お店には行列ができることも。
フリットには主にマヨネーズをかけて食べるのが一般的とされていますが、実はソースが沢山存在するのです。
メニューに書いていないパターンがほとんどで、私もいまだにどんなソースがあるのかわからなくて、全貌がはっきりしません笑
代表的なものでいうと、
- マヨネーズ
- ケチャップ
- カレーソース
- タルタルソース
- サムライソース(マヨネーズ、レモン汁、ハリッサとよばれる唐辛子を合わせたもの)
- アンダルーズソース(マヨネーズ、トマトペースト、香辛料を合わせたもの)
- ペッパーソース
- バーベキューソース
などなど、、、
大体1ユーロぐらいからトッピングでき、中にはビーフシチューみたいたお肉がごろごろ入ったリッチなソースもあります。
家でフリットを食べる家庭もたくさんあるので、スーパーにはポテト用ソースが沢山売られています。
ちなみに私がいつもしているオーダーがJoppy(ヨッピー)ソースというもの。
マヨネーズ、カレー粉、玉ねぎなどを混ぜたオランダ発祥のソースで、それにオプション(無料)でサテスパイスとかけています。(サテスパイスは裏技なので、通用しない店もあるかもしれません。。)
いつものマヨネーズ、ケチャップに飽きてしまったらぜひオススメです。
小海老コロッケとチーズコロッケ
ベルギーのコロッケは日本のほくほくコロッケとはちょっと違うイメージで、どちらかというとクリームコロッケに近いもの。
コロッケという名前ではなくクロケットとして売っています。
これも街の屋台で売られていたり、Frituurで売られていたり、カフェやレストランのメニューにもありどこでも食べれるものです。
小海老コロッケは小さめの海老がごろごろ入っていて、海老クリームソースが中にはいっており海鮮系の味がしっかり。
チーズコロッケはチーズクリームコロッケで、かなりクリーミー。味も濃厚でとても美味しく、ビールにもとてもよく合います。
ブリュッセルワッフルとリエージュワッフル
ベルギーの大きめの街中を歩いていてふと思うのが、街の匂いがあまーーい!こと。
そうです、ワッフルの匂いです。
ベルギーワッフルなんてよく呼ばれていますが、正式にはそれは存在しません。
ワッフルには2種類あり、
- ブリュッセルワッフル〜大きめの割りに口当たりがとても軽く味も甘さ控えめ。意外とぺろりといけてしまいます。
- リエージュワッフル〜砂糖が練り込まれていて小さくても重め、味も甘めです。
私はベルギー に来るまでワッフルが2種類存在するなんぞ知りませんでした。
私がよく日本で食べていたマネケンのワッフルがリエージュワッフルに近い感じ。
スーパーのお菓子コーナーにもいろんなワッフルが売られていておやつのお供についつい買ってしまいます。
まとめ
今回はベルギーで気軽に食べられているローカルグルメ的な5品を紹介しました。
フリットやワッフルはもちろん有名かと思いますが、今回紹介した以外にも美味しいものが沢山あります。
ベルギーに来た際はぜひ参考にしてみてくださいね。
意外と知られていませんがベルギーはパンがめちゃ美味しい上に、安い!
パン屋さんはどこの街に行ってもあり、パン屋とは別にサンドイッチ屋さんも沢山存在します。