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【象のり観光の実態】タイのチェンマイでアニマルシェルターを見学

タイ

タイの象徴といえば象。
タイには象に乗れたり触れ合ったりできるところ、タイガーキングダムなど動物のアクティビティはたくさんあります。

私たちは今回そこには行かず、タイの北部チェンマイ郊外にある
Elephant Nature Park』というアニマルシェルターに見学に行きました。

こちらでは象のりやショーなどで酷使されたり、劣悪な環境にいた象たちが保護されている施設。
たくさんの象のほかに、バッファロー、犬や猫などもいます。

予約方法と料金

予約は公式ホームページから。
半日見学や1日見学、泊まりがけでボランティアをするなど様々なオプションがあります。

私たちはランチ付の1日見学をチョイス。

料金(1日プランの場合)

大人2500バーツ
0−11歳まで1250バーツ


支払いは半分カードで予約時に支払い、残りは現地で現金払い。

料金は1人2500バーツ(日本円で約9500円)と若干お高い印象。
しかし、そのお金が象の保護や施設の運営に使われているのであれば納得してお金を払えます。

行き方

旧市街地からは約1時間〜1時間半程かかります。

朝8〜9時の間に滞在しているホテルやコンドミニアムまでミニバスが迎えにきてくれます。

現場に到着すると、他のバスやら車で来た観光客など沢山の人達もすでにたくさんいました。

見学

午前

朝の9時半〜10時くらいからバスごとでグループになって見学スタート。
グループごとに専属ガイドさんが付き、英語で案内してくれます。

まずはゾウのエサの見学。

とんでもない量のバナナ、スイカ、キュウリなどなど。
これを施設の人やボランティアの人達が食べれる大きさに切ってあげています。

娘がバナナが大好物。これを見た瞬間に「バナナーーー!!!」と大興奮w
ガイドさんが食べるー?といって何本か分けてくれました。
象たちのエサなのにすいませんと言ったところ、オーガニックだからとても美味しいのよ〜!食べて〜!と。ありがたい。

なかにはキレイに飾り付けされたものも!
希望者は象に寄付することができます。


その後はひたすらゾウさんの水浴びや砂浴び、遊んでいる子象やバッファローを見学。
とても近くから見ることができて迫力満点。

写真も近くから撮ることができます!

ガイドさんの知識がすごい

ガイドさんが、1頭1頭の象の名前、どこから来たのか、年齢(中には80歳を越えるおばあちゃん象も!)や健康状態など詳しく説明してくれます。
特に、どこでどういう扱いを受けていたのかなど、象たちの歴史や保護された理由まで事細かに話してくれました。

そして、象のりすることでの負担やストレス、劣悪な飼育環境の場所もあること、象の売買など赤裸々な話も。

こちらの保護施設の中には精神的な病気を抱えたゾウさんもおり、私たち見学者がいるとさらにストレスになってしまったり攻撃する可能性もあるため、川を挟んで反対側の敷地に住んでいました。

ランチタイムはベジタリアン料理ビュッフェ。
とても美味しく、種類もたくさんあってとても満足。

午後

午後からはまた象の見学。

水浴びをしたり、
砂浴びをしたり、
子象たちがじゃれあったりしていて見ていて飽きません。

見学中には足が不自由になった象や、背中が凹んでしまった象さんもたくさんおり、
実際に話を聞いたり、見たりして、いろいろ考えさせられました…

しかし、この広大な土地に象たちがのびのび暮らしていて、この保護施設がとても良い環境であるのは確かです。

午後2時半〜3時ぐらいに見学終了。
帰りもバスで宿泊先まで送ってくれます。

まとめと感想

土地が広すぎて歩き回って疲れましたが、楽しんでいる象や、家族で群れをなしてゆっくりしている象を近くで見学するだけでも、子供たちには良い経験になったのではと思います。

観光目的で象に乗ることは否定はしませんし、すべてがひどい施設だとは思いません。
ただ、観光に使われる象が少なからず虐待されたり、あまりよい環境にいないことがあるのも実情。

こういった現実があるということを知るのはとても重要なことではないでしょうか。

タイで観光で象に乗ったり触れ合うだけでなく、こういった施設に行って支援するのもぜひオススメです。

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